帰国生界隈のひとりごと

国際関係分野のテーマを取り扱います。ラフに書きます。色々つっこみます。きっと知識が身につきます。日本語育ちforeigner

海外生活で体験した事件簿4選

私は今まで二つの国に住んできた。日本と中国。

その居住比率も今月でちょうどFIFTY&FIFTYである

 

そのせいか最近、中国(上海)での生活を思い返すことがある。

なんせ小・中学と育ち盛りを過ごしてきたわけで、いろんな事件が発生したなあ

 

というわけでいくつか強烈な印象に残ったものを4つ紹介する

 

 

 

 1.スリ事件

 

 

定番とか言うな。スリは犯罪だぞ。

レジに並んでいたら財布がなくなったことに気づいた。一番驚くべきポイントは、これが日系百貨店内で起こったということ。上海には久光や高島屋アピタ、さらには伊勢丹があり、日系百貨店が多数進出している。

スラれた年はまだ日本人が今ほど多くなかったが、「日系=割と安心」という概念を見事にぶち壊してきた。

 

そりゃまあ焦りまくったわけで、見つけたら潰すとらしくない暴言も放っていた(スラれたのは母)

 

 

結果、財布を拾った、という人から突然電話があり、となりのビルの最上階で財布を男から受け取った。

ドラマかよ っと思ったが

中身は無事だった。

 

 

今思えば、電話をかけてきた人が犯人だった可能性。

 

 

ちなみに住んでいた10年間、事故?に遭ったのはこの一回のみ。交通事故もゼロである

ある意味奇跡だったのかも。

 

 2.隣の公園にFCM事件

 

中3の夏休みだった。塾で夏期講習の休み時間、サッカー部の奴がこういった。「おい、今あそこの公園に本田圭佑いるらしい」

おおっと思った。サッカー無知の俺でもレジェンド一人くらい知っていた。サッカーファンはなお興奮する状況で、そいつはこう言った。「これ(授業)終わったらいくぞ!」

 

 

 

いかにも中学生だった。

授業終了は夜7時。そこから爆速でタクシーを捕まえて、公園に向かった(デカいのでグラウンドがある方面へ向かった)。

ちなみにそれとき初めて友達とタクシーに乗った。

 

ついた。

柵が閉まっていた。ああ残念と思った

後ろを向いたが、だれもいない。

みんな突っ込んで柵を上り始めた

 

 

ええ?!いいの?!

いいわけはなかった。携帯触ってる警備員の目を盗んで、4人で助け合いながら乗り越えた。

 

~STAGE CREAR~

 

サッカー場についた。少しFCマドリードの選手のユニフォームが見えた。

しかしここに第二の関門があった。携帯を持っていないガチな警備員が観客席の入り口を仁王立ちで封じていた

 

塾の中で一番頭の良い奴らがとった行動は、、、

 

 

「お母さん~!!お母さん~!!」

相当恥ずかしそうだったが、このチャンスを逃すわけにはいかないと思ったに違いねェ

 

困った警備員はかわいそうな日本人の子どもをみて、なんと渋々通してくれた!

そう。結果が全てだ。過程はなんでもいい。受験と同じだ(たぶん違う)

 

~STAGE CREAR~

 

 

当然観客席には誰のお母さんもいなかった。

 

プロの最高峰の練習を観て、みんなで興奮した。写真は撮りまくったし、声を出して呼んでみたりもした。

 

そして練習終了

 

 

選手たちは着替え、俺たちはその間に選手が乗るバス前で待機した。

少しずつ選手がバスに乗り込んでいった、、

ここはサインチャンス!!

何人かの選手とは握手できたが、みんな大好き本田圭佑は目配せもくれずにバスに乗り込んでいった。

ああーっっと人の波を、警備員が必死に止める、、

 

 

これはしょうがない。サインはもらえなかったが、顔は見れたし、写真も撮れた。

 

MISSION FAILD

CONTINUE?

 

 

帰ろうかなあというそのとき、

 

一番アツかった友だちがこういった

「俺、ミランが今日泊まるホテル知ってるんだけど」

 

天才がいた

 

 

 

 

俺たちは会場を離れ、程近い距離にある高級ホテルまで全力ダッシュした。

ほんとにここなのか、、、

 

しばらくして、見覚えのあるバスがエントランスに来た。

これは、、、、

間違いなくミランだった。アイツやりやがった。

 

 

そこはまさに天国だった。人はだれもおらず、待ち構えていたのは俺らだけだった。

バスから降りてくる選手一人一人と握手をし、最後にケイスケホンダは降りてきた。

 

 

本田選手~

みんなで叫んだ

必死にサインを求めた

 

 

 

 

(ボス登場のBGM)

 

 

 

 

 

 

受験生のカバンに色紙があるわけがなかった。

緊張と興奮で絶望すら忘れ、俺が取り出したのは、そうルーズリーフ

そして挙げ句の果てに「あのう、、ルーズリーフでもいいでしょうか」と聞いてしまった

 

なんと答えが返ってきた。それも

「全然いいよ☆」

 

Oh...Super Legend...

 

 

 

欲張りな中学生の俺はなんとiPhoneの裏にもサインをしてもらい、おまけに一緒に写真を撮らせてもらった。

 

 

~MISSON CLEARED~

 

数日後、俺はミランvsレアルの試合を観に行った。人がヤバかった

最後はPKで、惜しくも敗れたが、住んでてよかったと思う出来事になった。

 

裏ボスはあの天才野郎

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 3. ディズニーランド開園事件

 

 

これも立派な事件だった。自分の住んでいる街に、ディズニーができるって、、

実はうわさ自体はずっと前からあった。ただ誰も信じず、中国のなんてどうせゴミだらけになる! とか言っていた頃

 

クラスに一人いるディズニー大好き系男子(別に蔑んではいない)が言った。「ディズニーのうわさはホントらしい」

 

疑惑が確信に変わった瞬間だった。

それも、開園が2016年というので、みんな受験が終わったら行こうといい、それをモチベにして勉強する人も増えた。

 

そして多くの私立の受験が終わった2016年1月...

 

開園日6月16日と発表された。

 

 

 

一同、絶望

全員仲良く3月に帰国した

 

 4.先生それアカンでしょ事件

 

これは中1の話。理科を教える担任がいた。まあまあ強面だった

 

当然公立扱いの教師が副業できるわけがないが、俺は見てしまった。

 

ここ↓

 

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有名なこのビル、地下1階にローソンがある

 

 

 

ここで店員になっていた

 

 

 

目が合った。

 

割と修羅場で見て見ぬふりをしたがったが、俺はどうしても、のどが乾いていた。

以下想像にお任せいたします

 

 

 

よくやろうと思ったなおい..

ちなみに、それは僕の理科においての内申点5が保証された日でもあった

 

 

 

 

 

(嘘)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きることにしどろもどろになっている方、国境を越えてみて住んでみては如何。

最後まで読んでくれてありがとう

 

 

 

 

 

 

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